芸能花伝舎でのお稽古はじめ <囃子(小鼓)/(篠笛)>
11月2日、西新宿の芸能花伝舎で長唄囃子「小鼓」と「篠笛」のお稽古が始まりました。
廃校になった小学校を再利用した建物で、キッズ伝統芸能体験の事務局もここにあります。
午前は篠笛コースのお稽古。
正座をして、綺麗な姿勢で先生とご挨拶の練習から始まります。
少し緊張気味の様子ですが、これからもっと元気な声が出せるはず!
まず音を出すことが難しいのが篠笛という楽器。3人の先生にひとりずつ、口の形や笛の高さをチェックをしてもらいながら息を吹き込んでみます。
息を吹き込む歌口(うたくち)と指で押さえる7つの孔(あな)があります。
歌口のいちばん高いところを上唇にあてて、口をちょっと笑う形に。

一生懸命息を吹き込むあまり、酸欠になってしまう人もちらほら!
先生からは、「無理をしないで、でも毎日少しずつ練習をしてくださいね。」とアドバイスがありました。
午後は同じ教室で小鼓コースのお稽古です。
先生が小鼓を分解して、2枚の皮と胴、そして調べ(オレンジ色の紐)という紐でできていることを説明してくれました。
左手で調べをにぎって打つ音は タ。
左手を ゆるめて打つ音は ポン、 トン。
まずは楽器を持つ前に、構えた姿勢を取りエアーで打つ練習をします。
いよいよ小鼓を構えます。
長い時間正座をするのに加え、小鼓を肩に担いで叩くのも一苦労です。
足の痺れに耐えながら、一生懸命頑張ります。
「イヤ」「ホー」などの掛け声は「唱歌(しょうが)」といって、これも楽器の音と同じく重要です。
良い音を出すコツを教えてもらい、掛け声も忘れずに。
最後は参観されていたご家族の方を向いて。
ここから発表会までどんな風に成長ができるか、楽しみですね。
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