発表会のウラとオモテ2024 ~小鼓
2025.07.30
レポート
発表会の “ウラ側とオモテ側” を写真で紹介するシリーズ。
続いて、長唄囃子「小鼓」コースです。
3月27日、浅草公会堂にてリハーサルと発表会を行いました。
小鼓は、見た目以上に重さがあり、子供たちにとっては構えるだけでも大変です。
子供用の楽器がないため、大人と同じものを使います。
オレンジ色の紐 “調べ” を握る手も、すぐに疲れてしまいます。
でも、慣れてくると音の強弱を自由自在に表現できるようになり、楽しさがぐっと広がります。
長唄は、唄と三味線が織りなす美しい音色に、囃子が華やかに彩りを添えます。
囃子は、澄んだ響きが魅力の篠笛とにぎやかなリズムパートを担当する小鼓などの打楽器です。
お稽古では、打楽器は「たたく」ものではなく「うつ」ものであると教わりました。
鼓の皮を打つことで、人の心を打つという意味にもつながるのだそうです。
Aクラスは「越後獅子(えちごじし)」、Bクラスは「操三番叟(あやつりさんばそう)」を発表しました。
どちらも、歌舞伎舞踊の演奏でも親しまれる人気の曲。
本番の幕があくと、金のびょうぶと緋毛氈(ひもうせん)がまぶしい舞台が広がります。
「イヨー」「ハッ」と大きな掛け声とともに、観客の心を打つ演奏を披露してくれました。
【小鼓の発表会アルバム】リハーサルと本番より
(写真をクリックすると大きく表示されます)
撮影:武藤奈緒美
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しめきりは8月11日(月・祝)。詳しくは こちら から!
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